2007年5月27日日曜日

訪問リハビリテーション

 6月1日より理学療法士さんに常勤として当院に来て頂くことになりました。
当院は脳神経外科専門医2名で診療を行っております。これまで脳卒中など脳の病気を中心に診療を行ってきましたが、今までの経験を生かして脳卒中などの後遺症で苦しんでいる方の治療に訪問リハビリテーションを通して力を入れていきたいと考えています。
 理学療法士さんには、当院に来院される方のリハビリテーションを行ってもらうと同時に在宅でのリハビリテーションを行ってもらう予定です。脳卒中になると手足の麻痺だけでなく、痙縮や拘縮の問題、言語障害や嚥下障害、さらには認知機能が低下することによる症状、脳卒中後のうつ病などさまざまな病気が重なってきます。さらには脳卒中の再発の問題も注意していく必要があります。
 当院では、脳外科医師と理学療法士とが協力して、さまざまな方向から社会復帰に向けてアプローチしていくつもりです。
御興味のあるかたは、ぜひ御連絡ください。

2007年5月14日月曜日

頭痛外来

 当院では「頭痛外来」を行っています。「頭痛」はよくある病気として、市販の薬だけで様子を見られている方が多いと思われますが、一度脳の検査(MRI)を行うことをお勧めします。頭痛といっても原因はさまざまで、肩こりからくる頭痛からくも膜下出血など生命に危険が及ぶ頭痛まであります。病気の種類によっては、使う薬も違います。専門医に一度相談してみましょう。

 頭の片方だけが痛くなるものを「片頭痛」と思っていませんか?
それは違います。片頭痛は20歳台から30歳台の女性に多い病気で、数時間から数日続く激しい脈打つ頭痛で、吐き気を伴うことがあり、光や音に過敏となることが特徴です。頭痛のないときは、全く症状がないことも特徴です。また動くと症状が強くなるため、じっとして頭痛が過ぎ去るの待たれているかたが大半です。片頭痛の原因はまだ明らかではありませんが、脳内でのセロトニンという物質が関わっていることがわかってきました。このセロトニンという物質をコントロールする薬が必要ですが、病院にて処方することが可能です。
頭痛で日常生活に支障をきたしているかたは一度病院で相談してください。
http://www.dr-navi.jp/kagawa/detail.php?cid=1395

2007年5月10日木曜日

物忘れ外来

メディカルビル2階の西高松脳外科・内科クリニックでは、「物忘れ外来」を行っています。老化に伴って物忘れは認められますが、物忘れが進行して認知症になってしまうこともあります。早めの診断と治療が必要なことがあります。また、脳梗塞や脳腫瘍などの病気で物忘れがみられることもありますので、御心配の方は脳の検査(MRI)を行ってみてください。当院ではMRI装置を装備しておりますので、気軽のご相談ください。また当院では脳のリハビリ(くもん式の学習療法)を行っておりますので、興味のあるかたはご相談ください。

http://www.dr-navi.jp/kagawa/detail.php?cid=1395

2007年5月9日水曜日

大関「栃東」、脳梗塞で現役引退。

 大相撲の大関栃東(30)が現役引退することになりました。頭痛を訴えて途中休場し、3度の精密検査の結果、過去に脳梗塞(こうそく)を患っていたことがわかりました。本人のブログによると、自分が引退を決める前に新聞に「引退」と大々的に書かれたようで、本人もびっくりしたようです。
 しかし30歳の若さで脳梗塞になるのは問題です。脳梗塞は、高血圧や糖尿病などがもとで動脈硬化を起こしてなることが多いです。今回の脳梗塞の原因は不明ですが、若い人でも脳梗塞になるということは確かです。頭痛や手足のしびれ、めまいなどがある方はぜひ一度脳の検査(MRI)をしてみましょう。
http://www.dr-navi.jp/kagawa/detail.php?cid=1395