新しい片頭痛の薬が発売されました。
片頭痛にはトリプタン系の薬を使いますが、今まで4種類ありました。
今回の第5番目の薬の特徴は、効果の立ち上がりは遅いものの持続時間が長いことです。
片頭痛が起こり薬を飲んでも効果が長続きしない場合は試してみてもよいかもしれません。
http://www.nishitakamatsu.jp
2008年3月31日月曜日
脳卒中と脳梗塞の違いとは?
外来をしていてよくある質問に、「脳卒中と脳梗塞の違いは?」とか「脳血栓と脳塞栓の違いは?」というのがあります。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など脳の血管の病気をまとめて脳卒中と呼びます。脳梗塞は脳卒中の一部といえます。脳梗塞は血管が詰まるタイプの脳卒中ですが、脳の血管の中に血栓ができて詰まるものを脳血栓と呼び、心臓などから飛んできた塞栓物質が脳の血管につまったものを脳塞栓と呼びます。
脳卒中のなかでは7-8割が脳の血管が詰まる脳梗塞です。昔は脳出血が多かったのですが、だんだんと脳梗塞が増えてきています。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など脳の血管の病気をまとめて脳卒中と呼びます。脳梗塞は脳卒中の一部といえます。脳梗塞は血管が詰まるタイプの脳卒中ですが、脳の血管の中に血栓ができて詰まるものを脳血栓と呼び、心臓などから飛んできた塞栓物質が脳の血管につまったものを脳塞栓と呼びます。
脳卒中のなかでは7-8割が脳の血管が詰まる脳梗塞です。昔は脳出血が多かったのですが、だんだんと脳梗塞が増えてきています。
2008年3月23日日曜日
アルツハイマー型認知症以外の認知症。
認知症の1番の原因はアルツハイマー型認知症ですが、次に多いものに脳血管性認知症があります。
これは、脳梗塞や脳出血などが元にあり認知症の症状を来たす病気です。脳梗塞といえば半身の麻痺や言語障害などを伴うことが多いですが、症状があまりでないものもあります。いわるる「かくれ脳梗塞」といわれるものですが、知らないうちに認知症が進んでしまうこともあります。
物忘れが気になる方は一度脳の検査をすることをお勧めします。また脳梗塞は慢性の高血圧などの生活習慣病が関係していることが多いので、血圧などの薬を飲まれている方は特に注意が必要です。
http://www.nishitakamatsu.jp/
これは、脳梗塞や脳出血などが元にあり認知症の症状を来たす病気です。脳梗塞といえば半身の麻痺や言語障害などを伴うことが多いですが、症状があまりでないものもあります。いわるる「かくれ脳梗塞」といわれるものですが、知らないうちに認知症が進んでしまうこともあります。
物忘れが気になる方は一度脳の検査をすることをお勧めします。また脳梗塞は慢性の高血圧などの生活習慣病が関係していることが多いので、血圧などの薬を飲まれている方は特に注意が必要です。
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2008年3月16日日曜日
若い女性に多い片頭痛。
日本人の中で片頭痛を起こす方は年間8.4%に見られます。約10人に1人という計算になり、比較的多い病気といえます。特に20-40歳代の女性に多いと言われています。
頭痛は肩こりやストレスからくるものが多いですが、片頭痛の原因は脳内に増えるセロトニンという神経伝達物質が関係しているといわれています。特に女性の場合は女性ホルモンの変動が頭痛に関わっており生理の前後に頭痛が起こることが多いようです。
片頭痛の場合はトリプタン系の薬(一般の薬屋さんでは手に入りません)が必要ですので、症状が続く方はご近所の病院にご相談ください。
http://www.nishitakamatsu.jp/
頭痛は肩こりやストレスからくるものが多いですが、片頭痛の原因は脳内に増えるセロトニンという神経伝達物質が関係しているといわれています。特に女性の場合は女性ホルモンの変動が頭痛に関わっており生理の前後に頭痛が起こることが多いようです。
片頭痛の場合はトリプタン系の薬(一般の薬屋さんでは手に入りません)が必要ですので、症状が続く方はご近所の病院にご相談ください。
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2008年3月10日月曜日
脳卒中後の訪問リハビリ。
脳卒中になると、その後半身の麻痺や言語障害が見られることが多くあります。リハビリを行うことでかなり症状は改善しますが、ある程度障害が残ってしまいます。そこで継続的にリハビリを行う必要があります。これを維持期リハビリテーションといいますが、方法として通所リハビリと訪問リハビリがあります。脳卒中後の後遺症のある方は、自宅でのトイレや入浴など日常生活が困難になる場合が多くあります。通所のリハビリですとこのような訓練が難しく、訪問による自宅でのリハビリテーションが有用ですのでお勧めします。
http://www.nishitakamatsu.jp/
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2008年3月2日日曜日
2008年2月24日日曜日
危険な頭痛 ーくも膜下出血ー
頭痛はよくある症状ですが、原因にはさまざまなものがあります。
その中で最も危険な頭痛が、くも膜下出血による頭痛です。くも膜下出血は脳の血管に動脈瘤ができて、それが破裂することにより起こります。一旦出血すると命に関わることがあるため注意が必要です。一般的に患者さんは今までにないほどの激しい頭痛を訴えられますが、一時的な軽い頭痛で終わることもあります。この場合、しばらくしてから大出血を起こして意識不明になることもあります。
アメリカの統計では、頭痛で病院を受診した人の中で、約25%のくも膜下出血が見逃されているようです。しばらくして意識がなくなるような大出血を起こして救急搬送されているそうです。
頭痛が継続している方はあまり軽く見ずに、一度病院で診察を受けてみてください。
その中で最も危険な頭痛が、くも膜下出血による頭痛です。くも膜下出血は脳の血管に動脈瘤ができて、それが破裂することにより起こります。一旦出血すると命に関わることがあるため注意が必要です。一般的に患者さんは今までにないほどの激しい頭痛を訴えられますが、一時的な軽い頭痛で終わることもあります。この場合、しばらくしてから大出血を起こして意識不明になることもあります。
アメリカの統計では、頭痛で病院を受診した人の中で、約25%のくも膜下出血が見逃されているようです。しばらくして意識がなくなるような大出血を起こして救急搬送されているそうです。
頭痛が継続している方はあまり軽く見ずに、一度病院で診察を受けてみてください。
2008年1月31日木曜日
4月から特定健診・保健指導が始まります。
皆様もご存知のようにメタボリックシンドロームになっている人の数が急増しています。政府はこの数を減らすために4月から新たに健康診査と保健指導をはじめる予定です。対象の方は40歳から74歳の全員です。
健診の内容は、身長・体重測定、腹囲、血圧、血液検査(肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査)、尿検査などです。必要に応じて心電図検査などが行われます。今回の健診の特徴は、検査をするだけでなく保健指導があるということです。具体的には、検査の結果をみて20分程度の面接を病院のスタッフが行います。食事指導や運動指導を行い、生活習慣を見直すきっかけにして頂きます。
男性の3人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームと言われています。メタボリックシンドロームの状態が続くと、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。この機会に健診を受けられて生活習慣を変えるきっかけにして頂ければと思います。
http://www.nishitakamatsu.jp/NOUGEKA/index1.htm
健診の内容は、身長・体重測定、腹囲、血圧、血液検査(肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査)、尿検査などです。必要に応じて心電図検査などが行われます。今回の健診の特徴は、検査をするだけでなく保健指導があるということです。具体的には、検査の結果をみて20分程度の面接を病院のスタッフが行います。食事指導や運動指導を行い、生活習慣を見直すきっかけにして頂きます。
男性の3人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームと言われています。メタボリックシンドロームの状態が続くと、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。この機会に健診を受けられて生活習慣を変えるきっかけにして頂ければと思います。
http://www.nishitakamatsu.jp/NOUGEKA/index1.htm
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